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やさしくわかる保険のはなし

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医療保障の中でも「がん保険」は名前のとおり「がん」という特定の病気について手厚い保障が得られる保険です。
特定の疾病を目的とした保険は細かくその保障範囲が定められているためいざ、保険金請求をした時に保障範囲外だった!と言うトラブルが多く聞かれます。こちらではがんの病気の範囲や免責期間・・など最低限は確認すべきポイントや保障期間の種類・給付金の種類について説明します。

 

※特集「三大疾病について」では、病気になった際の費用等も公開しています。

がん保険
 
トピック

がん保険を選ぶ際のポイント

がん保険を選ぶ際のポイント

がん保険はがんの症状や治療方法により保障範囲が異なる場合が多くありますので以下のポイントを確認してみましょう!!(保障範囲は保険会社によって異なりますのであわせて保険販売員や約款・しおりで確認する必要があります。)

 

ポイント
1.「がん」はどこまで保障してくれるのか?確認をしよう
「がん」でも、初期のがん(上皮内新生物等)は「診断給付金」が給付されない場合があります。
保険会社によっては初期のがん(上皮内新生物等)も保障の対象にしている会社もありますのでよく確認をする必要があります。

2.免責期間の確認をしよう
一般的に保険開始後90日以内に発病した場合、保障の対象にはなりません。

3.検査入院は保障されるのか?確認をしよう

一般的に「がん」の疑いから検査入院は、その後「がん」が発覚、入院をしたとしても、検査期間の入院給付金は出ません。 保険会社によっては検査期間も給付してくれる保険もありますのでよく確認する必要があります。

4.通院治療は保障されるのか?確認をしよう
入院をせずに治療を受けるケース場合
あくまでも入院日額に対して支払われるタイプの保険種類だと保険金は支払われない場合があります。

5.通院給付金の保障範囲を確認しよう、
退院後の通院給付金は5日以上の入院に対しての通院しか給付されない場合があります。
また通院限度日数が設けられていることが一般的です。

6.診断給付金は何回まで給付されるのか?確認をしよう
一般的に「診断給付金」は1回しか給付されない場合が多い。保険会社によっては、無制限タイプもありますが、 前回のがんから原則2年経過していることが条件というのが一般的です。

アイテム上皮内新生物とは

粘膜上部の層である上皮の内側にとどまっている初期段階のガンをいいます。上皮内には血管やリンパ管が通っていないため、転移がなく、切除すれば再発の可能性は低いです。

 

 
がん保険を選ぶ際のポイント

保険期間の種類

保険期間の種類

短期更新型タイプ、終身払い終身保障タイプ、短期払い終身保障タイプがあります。

 

短期更新型タイプ

1.一定期間、できるだけ安く保障を準備したいという場合に適した掛け捨て型。保障期間=払込期間となります。
2.更新ごとに保険料が見直されます。
3.更新時に健康告知や診査は必要ありません。
一般的に短期タイプの方が保険料は安いですが、保険期間が終わると保障は終了します。保険料は年齢が高くなると保険料も高くなりますから、 更新ごとに保険料が高額になります。

 

終身払い終身保障タイプ

1.一生涯の保障を準備でき、途中で保険料が上がりません。
2.保険料の払込は一生涯必要です。
3.保険会社・商品によって、解約返戻金のあるものとないものがあります。
4.一般的に解約返戻金のある方が保険料は高くなります。
保険料を一生涯払い続けるので、老後も無理なく払える金額であるかきちんと確認する必要があります。

 

短期払い終身保障タイプ

1.0歳、65歳までといったように所定の時期まで払い込めば、その後は一生涯の保障が続きます。途中で保険料が上がることはありません。
2.保険会社・商品によって解約返戻金のあるものとないものがあります。
終身払に比べて毎月支払う保険料負担は高くなりますが払込期間がすぎると保障だけ残ります。


 
保険期間の種類

給付金の種類

給付金の種類

がんと診断されたときの一時金、がんによる入院給付金、がん手術給付金などがあります。
これをベースに、がん診断保険料払込免除特約や非喫煙者割引、や高度先進医療での治療給付金がやホスピス治療の保障が含まれるものなど、保険会社によって様々な特徴をうたっていますので、以下の各社共通保障のポイントをチェックしてみましょう。

 

1.がん診断給付金

ガンと診断されたら一時金が給付されます。1回限りのものや複数回支払われるものなどがありますので、よく確認する必要があります。

 

2.がん入院給付金

ガン治療のために入院した場合に一日につき支払われる給付金です。

 

3.がん手術給付金

がん治療のための手術をしたときに支払われる給付金です。

 

4.がん通院給付金

通院日額に対して支払われる給付金です。
入院後の通院のみに保障するタイプと入院前からの通院も保障するタイプとがありますのでよく確認をする必要があります。

 

5.退院後療養給付金

退院後の一時金として支払われる給付金です。

 
給付金の種類